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隠れ肥満にご用心

体脂肪率

厳密にいうと肥満かどうかは体重ではなく体脂肪、特に内臓脂肪が多いかによります。
BMIによる「ふつうの体重」の範囲が18.5~25未満とかなり幅があるのも、人によって骨格や筋肉のつき方に大きな差があるからです。
BMIは、「ふつう体重」にはいるのに、骨や筋肉の重さが軽く体脂肪が多いという場合は「肥満」といえます。
女性は男性に比べて骨格が華奢で筋肉も発達していないので、体重はふつうの範囲内でも、実は「隠れ肥満」という人が案外多いのです。
特に骨密度が低下し、筋肉も衰えてくる中年期以降は要注意です。
若いころとあまり体重は変わらなくても、ウエストから下腹にかけてぽってりしてきたら「隠れ肥満」になっている可能性大です。
体脂肪を簡単に知る方法として体脂肪率があります。
体重と体脂肪率が同時に測れる測定器もあります。
測定の時刻や食前食後などによってかなりの誤差があります。
なるべく条件が一定で測りやすい時刻に入浴してから裸で測るのがいいでしょう。
一般的な目安として、40代以上の女性では30%以下なら標準と考えて良いでしょう。
ちなみに、若い女性では25%以下が望ましいとされています。